健康と安全を守るコンセプト/生活環境上の安全

家族の安全と新建材(VOC)を使った家の耐久性

新建材(VOC)を使った家の耐久性

VOCの揮発量は新築時に最も多く、その後少し下がり、約15年程安定した状態で揮発し続けます。その後、急激に揮発量は少なくなりますが、それと共に構造強度の劣化速度も急激に早まります。なぜならばVOCの多くが、新建材の性能・形態維持に使用している薬剤のため、VOCが揮発しなくなったということは、建材として寿命が尽きたということになり結果として構造上の安全にも大きな影響を及ぼすことになります。

湿気の問題は、カビ、ダニ、シロアリの繁殖環境にも大いに関係があり、東海地域での気候を考慮すると湿気対策の換気だけでは不十分で適切な断熱・気密の手法が必要になります。不適切な施工方法や材料を使用している場合は断熱性能が経年劣化し、効用を失って住環境を悪化します。さらに、内部での結露にも拍車がかかり、居室の環境悪化だけでなく、構造体である壁内環境の悪化により壁内結露の発生で構造体の腐朽が進み住宅の劣化を早めるわけです。

その結果、日本の住宅の寿命が26年から30年で尽きるということになるのです。
当然ですが、地震は新築時におこるとは限りません。新築時から安全強度が劣化していく過程のいつおこるかわからないわけです。
ですから私たちは、まずこの家族の安全が担保される期間をできるだけ長くする対策をしっかり行い“住まう家族の安全”を確保することが家造りの大前提だと考えています。